ある影響力のある方のブログを読みました。
ずっと公式ブロガーとして活躍されている方で、言葉の選び方が素敵で、
私も以前から拝見していました。
ある日の記事には、 「数年前に離婚をしていたこと」 「今は新しいパートナーがいて、愛を伝えてくれること」 が、とても率直に綴られていました。
人生にはいろんな変化があるし、新しい幸せを見つけられたことは、きっと素敵なこと。
その方の正直な気持ちを否定したいわけでは、決してありません。
ただ、読み終えたあと、ふと心が立ち止まってしまいました。
そのブログを、大学生の娘さんも、元ご主人も知っている……という背景があったからです。
「私だったら、書けるかな……」
それが、胸の中に浮かんだ正直な戸惑いでした。
きっと、どちらが正しいという話ではないのでしょうね。
ただ、価値観が少し違うだけ。
自分の人生を、どこまでオープンにするか。
読む人の気持ちを、どこまで想像して言葉を選ぶか。
「これは私の人生だから」と凛としていられる強さと、
「誰かが読むかもしれない」と言葉をそっと飲み込む慎重さ。
私は、どうしても後者を選んでしまいます。
特に、子どもの存在があると。
「今」の気持ちも大切だけれど、
もし何年か経って、
子どもがふと読み返したとき、
その子の胸の奥が、少しでもざわつかないだろうか。
そんな想像をしてしまうのです。
ブログは自由な場所。
何を書くか、何を書かないかは、人それぞれです。
でも、私はこれからも、
「書かないという自由」を選び続けていく気がします。
それは決して臆病だからではなく、
自分なりに、大切に守りたいものがあるから。
書ける潔さを、どこか眩しく思う瞬間もあります。
でも同時に、言葉にせずそっとしまっておく自分を、否定する必要もないのかな……。
ひとつのブログをきっかけに、
自分の大切にしたい境界線について
少しだけ考えさせられました。
