ようこそ。いつも読んでくださっている方も、
今日たまたま見つけてくださった方も、ありがとうございます。
東北の設備系会社で15年勤めて、パワハラが原因で退職した経緯を書いています。
今回は、「マニュアルが存在しない現場」と「始業前に強制されるラジオ体操」、
そして心が壊れそうになった日々についてお届けします。
それって本当に“自由参加”? 朝礼前の暗黙の了解
入社前の面接で、最初に違和感を覚えたのは勤務時間の話でした。
求人票に書かれていた始業時間は8時30分。でも、会社からはこう言われたのです。
「ラジオ体操が8時20分からあります」
さらに体操のあとには朝礼があるため、実質8時10分には現場入りしていないと間に合わないと言われました。
「体操は強制ではありません」
言葉ではそう言われたものの、出なければI主任に目をつけられるし、
朝礼に遅れたら怒られる環境。どう考えても“強制参加”でした。
「やりながら覚えて」マニュアルも説明もない恐怖
もう一つ驚いたのは、作業手順の説明が一切なかったことです。 先輩や主任からは、「やりながら覚えてください。メモは取っていいですよ」と、軽く言われただけ。
きちんとした作業手順書(マニュアル)があるはず、と思っていたのに、本当に何もなかったのです。 初日から完全にパニック状態でした。
使う部品の名前もわからない
作業全体の流れも誰も教えてくれない
ゼロから自力で盗んで覚えるしかない環境に、頭の中が真っ白になりました。
怖くて、泣いた夜。響き渡る主任の怒鳴り声
初めて現場に入った翌朝、まだ手順も覚えていないうちから、
いきなり怒声が飛んできました。
「いつまでやってんの!」 「それ、違うって言っただろ!」
何がどう悪かったのかもわからないまま、ただ萎縮するしかありませんでした。
大きな声で怒鳴る主任に、周りの誰も逆らいません。
職場全体が、その怒鳴り声で支配されているようでした。
あとから聞いたところ、このI主任は社内でも有名な厄介な存在だったそうです。
でも、入社して間もない私は、そんなこと知る由もありませんでした。
残業中に突きつけられた「できないなら帰れ」
そんな中で、さらに心が折れかけた日がありました。
ある日の残業中、私が黙々と配線作業をしていたときのことです。
突然、主任の怒鳴り声が降ってきました。
「なんだこれは!ダメじゃないか!A君はすごくキレイだぞ!できないなら帰れよ!」
配線の仕上がりが悪かったのだと思います。
たしかに自信はありませんでしたし、「自分が未熟だから仕方ない」と
当時は自分を責めました。
主任も普段からそういう人だったので、どこかで「またか、しょうがない」と
麻痺して受け止めていた部分もあったと思います。
でも──今振り返れば、 あのとき、本当に作業を放り出して“帰って”しまえばよかった。
次の日、すぐに退職届を出せばよかった、と。
苦しい経験を振り返って、今思うこと
正直なところ、「もっと早く辞めていればよかった」と今でも思うことがあります。
パワハラに振り回されるより、もっと穏やかな職場を選べばよかった、と。
人生って、何が起こるか本当にわかりません。 あの頃の血の滲むような苦労が、今こうしてブログの文章になり、誰かの役に立つかもしれないと思える日が来るなんて──。
いま一人で震えているあなたへ
この話が、今まさに職場でつらい思いをしている誰かに届いたらうれしいです。
誰にも言えず苦しんでいる方がいたら、「自分だけじゃないんだ」と少しでも心が軽くなりますように。
心が完全に削られてしまう前に、どうか自分を守る選択をしてくださいね。
私のように限界まで我慢する必要は絶対にありません。
あなたの心と体の健康が、何よりも一番大切なのですから。

