🕊 ようこそ
いつも読んでくださっている方も、今日たまたま見つけてくださった方も、
ありがとうございます。
東北の厨房製造会社で15年勤めて、パワハラが原因で退職した経緯を書いています。
今回は、「マニュアルが存在しない現場」と「始業前に強制されるラジオ体操」、そして心が壊れそうになった日々についてお届けします。
🍙 それって本当に“自由参加”?
入社前の面接で、最初に違和感を覚えたのは勤務時間の話でした。
始業は8時30分。でも、こう言われたのです。
「ラジオ体操が8時20分からあります」
さらに体操のあとには朝礼があるため、8時10分には現場入りしていないと間に合わないと言われました。
「体操は強制ではありません」と言われたものの、出なければI主任に目をつけられるし、朝礼に遅れたら怒られる。
どう考えても**“強制”**でした。
📘 マニュアルがない?説明もない?
もう一つ驚いたのは、作業手順の説明です。
**「やりながら覚えてください。メモは取っていいですよ」**と、軽く言われただけ。
マニュアルがあるはず、と思っていたのに、本当に何もなかったのです。
初日から完全にパニック状態でした。
使う部品の名前も、作業の流れも、誰も教えてくれません。
ゼロから自力で覚えるしかない環境に、頭の中が真っ白になりました。
😞 怖くて、泣いた夜
日中は緊張でいっぱい。
家に帰ると、涙が止まりませんでした。
「明日もあの主任に会うのか…」と思うと、胸がざわつき、息が詰まりそうになります。
初めて現場に入った翌朝、まだ手順も覚えていないうちから、いきなり怒声が飛んできました。
「いつまでやってんの!」「それ、違うって言っただろ!」
何がどう悪かったのかもわからないまま、ただ萎縮するしかありませんでした。
大きな声で怒鳴る主任に、誰も逆らいません。
まるで職場全体が、怒鳴り声で支配されているようでした。
あとから聞いたところ、このI主任は社内でも有名な厄介な存在だったそうです。
でも、入社して間もない私は、そんなことまったく知りませんでした。
🔥 残業中に怒鳴られたあの日
そんな中で、さらに心が折れかけた日がありました。
ある日の残業中、私は黙々と配線作業をしていたのですが、突然、主任の怒鳴り声が飛んできたのです。
「なんだこれは!ダメじゃないか!A君はすごくキレイだぞ!できないなら帰れよ!」
配線の仕上がりが悪かったのだと思います。
たしかに自信はありませんでしたし、「自分が未熟だから仕方ない」と思いました。
主任も普段からそういう人だったので、どこかで**「またか、しょうがない」**と受け止めていた部分もあったと思います。
でも──今振り返れば、
あのとき、本当に“帰って”しまえばよかった。次の日、退職届を出せばよかった。
そう思うことがあります。
🍀 振り返って得たもの
正直なところ、もっと早く辞めていればよかったと今でも思うことがあります。
パワハラに振り回されるより、もっと穏やかな職場を選べばよかったとも。
でも、あの混乱の中で、私は自分で考え、行動し、困難を乗り越える力を得ました。
今、自信を持って動けるようになったのは、あの経験があったからです。
人生って、何が起こるか本当にわかりません。
あの頃の苦労が、今こうして文章になり、誰かの役に立つかもしれないと思える日が来るなんて──。
🕊 最後に
この話が、今つらい思いをしている誰かに届いたらうれしいです。
誰にも言えず苦しんでいる方がいたら、**「自分だけじゃない」**と少しでも感じてもらえますように。
心が削られる前に、どうか自分を守ってくださいね。
私のように限界まで我慢する必要はありません。
あなたの心と体の健康が、何よりも大切です。




