🌸 ようこそ
いつも読んでくださっている方も、今日たまたま見つけてくださった方も、ありがとうございます。
東北の厨房会社で15年勤め、パワハラで退職した私の経験を綴っています。
今回は、工場で起きた**「150万円の製品破損事件」**をきっかけに、職場の人間関係の複雑さ、そしてパワハラの構造についてお話しします。
👥 登場人物と会社のこと
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私(筆者):東北の厨房製造会社に15年勤務し、退職。
現場は人間関係が複雑で、パワハラも多い職場でした -
I主任:パワハラ体質で怒鳴り声が日常。
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検査担当のS:当時、現場で起きた「製品破損事件」の当事者。
後に私に対して意外な行動をとる。
ある日、工場で150万円もする製品をハンドリフトで運んでいた社員が、それを倒してしまいました。
**ドーン!**という音に、現場が凍りつきます。車よりも高価な製品です。
すぐに現れたのは、あの“パワハラ主任”。
「おい!何やってんだ!お前の車より高いんだぞ!?弁償しろ!」
すさまじい怒鳴り声が響き渡り、社員は青ざめて動けなくなっていました。
課長も他の主任も集まってきましたが、誰も彼を止めませんでした。
「関わりたくない」「言っても無駄」——そんな空気が漂っていました。
そのとき私は思いました。
「この会社、ひどい。誰も守ってくれない」
でもこの事件をきっかけに、私は**「職場の加害者・被害者」という関係のあいまいさを知ることになります
😢 “気の毒な彼”の、もうひとつの顔
製品を倒してしまったSは、検査担当の社員でした。
当時の私は、彼のことを**「かわいそうな人」「あの会社の被害者」**だと信じていました。
ところがある日、私が彼から思いがけない仕打ちを受けることになります。
🔧 「外れてるよ」その言葉の裏に
私が製造した製品を彼が検査していたときのこと。
「ここ、外れてるよ。ちゃんと確認して」
私は自分のミスだと思い、すぐに謝りました。
でも後日、別の人から衝撃の事実を聞きました。
「あれ、彼がわざと外したらしいよ」
彼の目的は、自分の検査ミスを隠すこと。
私のせいにすれば、自分は責任を逃れられるから——。
ゾッとしました。
人を堂々と責めるその態度の裏で、平然と他人を“悪者”に仕立てていたのです。
⚖️ 被害者でもあり、加害者でもある人
彼が主任から怒鳴られていたのは事実です。
湿疹ができるほどのストレスを抱えていたのも本当。
でも、だからといって他人を傷つけていい理由にはなりません。
私を陥れたときの彼の顔は、主任と何ひとつ変わらなかった。
信じていた人に裏切られたような気がしました。
🔄 数年後の再会
数年後、誰かの送別会で彼と偶然再会しました。
顔の湿疹は消え、別の会社で元気に働いていました。
「前の職場、ほんとに地獄だったよ」
彼はそう言って、笑っていました。私は笑えませんでした。
でも、こう答えました。
「よかったね」
🌐 “職場”は、誰かの正義が交差する場所
あのときの彼は、確かに被害者でした。
でも同時に、私にとっては加害者でもありました。
職場では、「被害者」と「加害者」が明確に分かれるわけではない。
立場や状況で、人は簡単に入れ替わります。
そして誰もが、誰かの前で「いい人」でありながら、別の誰かにとっては「傷つける側」にもなるのです。
🎯 メッセージ
パワハラは、声の大きな人だけがするものではありません。
見えないところで、静かに誰かを追い詰めることも、パワハラです。
この話が、今つらい思いをしている誰かに届いたらうれしいです。
誰にも言えず苦しんでいる方がいたら、**「自分だけじゃない」**と少しでも感じてもらえますように。
心が削られる前に、どうか自分を守ってください。
私のように限界まで我慢する必要はありません。
あなたの心と体の健康が、何よりも大切です。
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