【15年目のパワハラ退職 第7話】病み上がりに「邪魔だ!」と怒鳴られた日。心の扉が閉まった瞬間

2025/09/09

パワハラ退職シリーズ

ようこそ。いつも読んでくださっている方も、今日たまたま見つけてくださった方も、 ありがとうございます。

このブログでは、東北の設備会社で15年勤め、パワハラが原因で退職に至った私の経験を綴っています。 今回は、病気で一ヶ月入院し、ようやく職場に復帰したばかりの私に浴びせられた、 ある衝撃的な言葉について書きました。

心身ともに回復途上。少しずつの復帰を願っていた矢先の出来事



病気で一ヶ月もの間入院生活を送り、ようやく職場への復帰を果たしました。 体力も気力もまだまだ本調子とは言えませんでしたが、 「焦らず少しずつ、元の生活に戻していこう……」と、 自分なりに前を向いて希望を持っていたんです。

でも、まさか復帰して早々に、あんな残酷な言葉を浴びせられるなんて、 当時の私は想像すらしていませんでした。

問題の相手は、かつて数々のパワハラ行為で周囲から苦情が出ていたI主任です。 会社からの明確な処分はなく、形だけの配置転換によって 工場内の一人だけのラインに“隔離”されていました。 しかし、実質隔離されていても、彼の傲慢な態度や周囲への攻撃的な言動は 何ひとつ変わっていませんでした。

背後から飛んできた怒鳴り声。凍りつく職場で閉ざされた心の扉

ある日のこと、私はそのI主任の作業スペースの後ろにある機械を使おうとしていました。 そのとき、近くにいた別の同僚が、私の復帰に気づいて優しく声をかけてくれたのです。

「お、復帰したんだね。体調はどう? 無理しないでね」

一ヶ月のブランクや不安を吹き飛ばしてくれるようなその一言が、本当に嬉しくて、 思わず「ありがとうございます、大丈夫です」と笑顔で返事を返しました。

その、直後でした──。

「いつまで話してるんだ。じゃまだ!!」

背後から突き刺さるような激しい怒鳴り声。 私の体は反射的に恐怖で強張り、周囲の空気は一瞬で凍りつきました。

「本当に私に言ったの?」「私、何か悪いことした……?」 頭の中がパニックになり、混乱した私はただその場を離れることしかできませんでした。

そしてその瞬間、私の心の奥底で、何かが音を立てて完全に崩れ落ちていくのを感じたのです。

復帰前は「またここで頑張れる」「少しずつ慣れていけばいい」と希望を持っていました。 でもその日を境に、職場に対する一切の希望は消え去ってしまいました。

あの言葉に隠された“本当の意味”と、放置し続ける会社の構造

あとから冷静になって振り返れば、あの「じゃまだ」という言葉は、 単なる作業の邪魔に対する苛立ちではありませんでした。 あれは、「お前なんか、ここにいるな」という明確な排除の気持ちの現れだったのだと思います。病気から復帰したばかりで、まだ周囲に気を遣っている一番「弱い立場」の 人間をあえて狙って怒鳴りつける。

それこそが、あの人の卑劣なやり方だったのです。

周囲の誰もが何も言わず、見て見ぬふりをする職場の空気。 言った側は忘れてしまうような一言でも、言われた側にとっては、 その瞬間に世界の色がガラリと変わってしまうほどの深い傷になります。

I主任は、過去に何度も問題を起こしていた人物です。 それなのに会社は、形だけの異動で問題を「見なかったこと」にし、結果的にその存在を放置し続けました。

加害者が守られ、被害者だけが気を遣い、疲弊して去っていく。 そんな理不尽な構造が、この職場では当たり前のように続いていたのです。

最後に:事実を記録すること。私の「静かな復讐」はここから始まる

当時、私はこの出来事を会社に訴えませんでした。 「どうせ言っても何も変わらない」という強い諦めがあったからです。

でも今になって思えば、結果はどうあれ、事実だけでも総務や上に伝えておけばよかったと感じています。 せめて「私はこの扱いに全く納得していません」という意思を組織に記録として残すこと。それ自体が、理不尽な環境から自分を守るための、大切な一つの手段になり得るからです。

だからこそ、私はこうして今、ブログに当時の記憶を書き残しています。 「あの人がしたことは、絶対に、なかったことにはならない」

・今まさに職場で理不尽な言葉を浴びせられ、一人で震えている方 ・「自分が悪いのかな」と、傷ついた心で自分を責めてしまっている方

この記録が、いま辛い思いをしている誰かの目に留まり、 「自分だけじゃないんだ」と心を休める小さな力になることを信じています。

心が完全に削り取られてしまう前に、どうか自分を守る選択をしてください。 もし同じような状況で苦しんでいる方がいたら、どうか一人で抱え込まず、信頼できる人や専門の相談機関を頼ってくださいね。

他人の理不尽な感情の身代わりにされて、 あなたの人生を犠牲にする必要なんてどこにもないのですから。 あなたの心と体の健康が、何よりも一番大切です。



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